iPhoneでスクリーンショット撮影をする場合、サイドボタンと音量ボタン、またはサイドボタンとホームボタンを2つ同時に押す撮影方法が一般的です。
しかし、どちらの方法もタイミングを合わせるのが難しく、両手を使わなければならないため不便に感じている人もいるかもしれません。
実は、iPhoneの背面タップ機能やAssistiveTouch(アシスティブタッチ)機能を活用すると、片手だけで手軽にスクリーンショットを撮影できます。
この記事では、iPhoneに備わっている背面タップとAssistiveTouchを活用した、手軽にスクリーンショットを撮る方法を詳しく解説します。
この記事で分かること
- 背面タップ機能でスクリーンショットを撮影するための設定方法
- AssistiveTouch機能でスクリーンショットを撮影するための設定方法背面タップとAssistiveTouchにおける利点と欠点を比較
- Siriを活用してiPhone画面を触らずにスクリーンショットを撮影する方法
スクリーンショットを撮る際、iPhoneのボタンを同時に押すのが難しいと感じている人や、もっとすばやく簡単にスクリーンショットを撮りたい人はぜひ参考にしてください。
背面タップ機能を使いiPhoneでスクリーンショットをすばやく撮る

スクリーンショットをすばやく簡単に撮る一つ目の裏技として、背面タップ機能を紹介します。
背面タップとは、iPhoneの裏側部分をトントンとたたくだけで、操作ができる便利機能のことです。
2回たたく動作のダブルタップと、3回たたく動作のトリプルタップの2種類から設定できます。
背面タップを使うと、軽くたたくだけで簡単にスクリーンショットが撮れるため、ここぞという時にすばやく撮影できる点が魅力です。
背面タップを使用してスクリーンショット撮影をするための設定方法は、以下5つの手順で進めましょう。
- iPhoneの設定を開く
- アクセシビリティを選ぶ
- タッチを選ぶ
- 背面タップを選ぶ
- ダブルタップまたはトリプルタップでスクリーンショットを設定
以上の手順が完了後、iPhoneの裏側を2回、または3回軽くたたくだけで簡単にスクリーンショットが撮れます。
万が一、設定が完了しているにもかかわらず、裏面を軽くたたいても反応しない場合は以下2点の原因が考えられます。
- iPhone裏側の下半分をたたいている
- 分厚いスマホケースを使用している
背面タップで認識できるのは、裏側の上半分かつ、カメラのちょうど下辺りの位置です。
下半分やあまりに上部をたたいてしまうと反応しない場合があるため、認識できる位置を意識して操作するようにしてください。
そしてもう一つ、正しい位置をたたいて操作した場合でも、分厚いスマホカバーを使用していると認識できない場合があります。
そのようなときは、最初に正しい位置を強めにたたいてみて、それでも認識しない場合は薄めのスマホカバーに変更するなどの検討が必要です。
iPhoneの背面タップ機能をより快適に活用するためにカスタマイズしてみよう

iPhoneの背面タップはスクリーンショットだけでなく、ダブルタップやトリプルタップの動作にあわせてさまざまな機能をすばやく使えるように設定できます。
設定が可能な機能は多数ありますが、そのなかでも特に設定しておくと便利な機能は以下のとおりです。
- 消音
- ホーム画面への移行
- 音量を上げ下げ
- コントロールセンターの表示
例えば、消音機能が使えるようにしておくと、電車の中などで動画広告の音声が突然流れてしまったときにすばやく消音するのに役立ちます。
そのほか、通常スワイプしたときに出てくるコントロールセンターの設定で、スワイプが難しい場合でも背面タップの動作で簡単に呼び出せて重宝します。
なお、背面タップの使用が可能な条件は、以下のとおりです。
対応機種 | iPhone8シリーズ以降の全機種で対応 |
---|---|
対応iOS | iOS14以降 |
iPhone8シリーズ以降の機種は、XシリーズやSEなども含めて全機種で使用できます。
ただし、iPhone8シリーズ以降の機種であっても、iOS14よりも古いバージョンでは背面タップは使用できません。
そのため、背面タップを設定する際はiPhone8シリーズ以降の機種かどうかに加えて、iOSが最新バージョンであるかについても確認しておきましょう。
AssistiveTouch(アシスティブタッチ)で簡単にスクリーンショットを撮る

スクリーンショットをiPhoneですばやく簡単に撮る2つ目の裏技として、AssistiveTouch(アシスティブタッチ)機能を紹介します。
AssistiveTouchは、いつでも画面上に出しておける仮想ボタンを指し、自分のよく使う機能をすぐ出てくるようにボタンにあらかじめ設定できる機能です。
あらかじめボタンの設定をしておくと、画面上にボタンが表示されるようになり、そのボタンに触れるまたは長押しの操作一つで簡単に撮影できます。
AssistiveTouchのボタンは常に画面上に出ており、いつでも手軽に操作できるうえ、自分の好きな位置にボタンを動かせるのが利点です。
AssistiveTouchを利用するには、以下5つの手順で設定しましょう。
- iPhoneの設定を開く
- アクセシビリティを選ぶ
- タッチを選ぶ
- AssistiveTouchのスイッチを押して緑の色が付いた状態に切り替える
- カスタムアクションでシングルタップかダブルタップ、長押しのいずれかにスクリーンショットを設定する
iPhoneの画面にグレーの丸ボタンが新たに表示されたら、すぐにAssistiveTouchボタンを使って操作が可能です。
先ほど紹介した背面タップは背面を2回、または3回たたくとスクリーンショットが撮れますが、AssistiveTouchの場合は以下3種類の中から設定したい操作の種類を選べます。
- シングルタップ:ボタンを1回押す
- ダブルタップ:ボタンを2回押す
- 長押し:ボタンを数秒間押す
より早くスクリーンショットを撮影したいときはシングルタップ、ボタンを誤って押してしまうのが気になる際はダブルタップなど、自分の使い方に合わせて設定してください。
最上位メニューの組み合わせ次第でよりiPhoneが快適に使える
AssistiveTouchはスクリーンショット撮影が簡単なだけでなく、ホームボタンの代わりにしたりカメラを起動させたりなど、複数の動作を好きに組み合わせられます。
よく使う機能を1つのボタンに最大8つまで登録できるため、自分好みにアレンジすると、より使いやすい自分だけの操作ボタンに変わります。
AssistiveTouchボタンに設定するために必要な最上位メニューのカスタマイズは、以下6つの手順で進めてください。
- iPhoneの設定を開く
- アクセシビリティを選ぶ
- タッチを選ぶ
- AssistiveTouchをオンに切り替える
- 最上位メニューはカスタマイズを選ぶ
- メニューにスクリーンショットを設定する
最上位メニューを使用する際は、カスタムアクションの下にあるシングルタップかダブルタップ、長押しのいずれかにメニューを開く設定を加えてください。
初期設定のシングルタップには、メニューを開く設定がすでにされていますが、もし過去に変更していた場合は再度調整しておきましょう。
なお、AssistiveTouchは以下の機種とiOSに対応しています。
対応機種 | iPhone4S以降の全機種で対応 |
---|---|
対応iOS | iOS5以降 |
本来、背面タップとAssistiveTouchは視覚や聴覚、身体機能などに不自由のある人のためにつくられたアクセシビリティ機能の一つです。
しかし、実際には便利で役立つ機能が豊富なため、iPhoneを使用する人にとって利用価値のある機能になります。
例えば、AssistiveTouchのボタンではスクリーンショット撮影以外にも、以下のような操作ができます。
- ホームボタンのない機種でホームボタンの代わりとして使用
- 音量調整
- カメラの起動
- 電源のオンとオフ
- ApplePayを使う
- 緊急SOSを使う
本来上記の機能を使用する際には、サイドボタンを押したりスワイプをしたり、希望の機能ごとに異なる操作が必要になります。
しかし、AssistiveTouchはよく使う複数の機能を一つのボタンに集約できるため、使う機能によってさまざまな操作をする必要がありません。
今まで機能ごとに異なる操作が煩わしく感じていた人は、AssistiveTouchを使うとボタン一つで快適に操作できます。
iPhoneの背面タップとAssistiveTouchの利点や欠点を比較

背面タップとAssistiveTouch、どちらを使おうか迷う人に向けて、各利点や欠点、おすすめしたい人を以下の表にまとめました。
背面タップ | AssistiveTouch | |
---|---|---|
操作方法 | iPhoneの裏側をダブルタップまたはトリプルタップ | 画面上に出るボタンをシングルタップかダブルタップ、または長押し |
利点 | iPhoneの画面に触れずに裏側を軽くたたくだけで操作できるシンプルで簡単操作 | ボタンを押さない限り、誤作動はほとんど起きない自分の好きな機能を最大8つまで選んで設定可能 |
欠点 | スマホケースが分厚いと反応しない場合や誤ってスクリーンショットを発動させてしまう場合もある | 別の操作時にボタンが表示されているのが邪魔に思う場合がある |
おすすめの人 | スクリーンショットや消音などの操作をすばやく簡単におこないたい人 | 複数の機能を自分好みにアレンジして便利に使いたい人 |
背面タップとAssistiveTouchは両方とも簡単に操作できるため、自分の好みに合わせて選ぶのはもちろん、2つの機能を併用して使い分けるのもおすすめです。
例えば、背面タップは瞬時にスクリーンショット撮影が可能なため、すばやく操作したいときに役立ちます。
ただし、スマホをしっかり持っていないと落とすリスクも考えられます。
そのため、普段は背面タップを活用し、電車内など落としたくない場面ではAssistiveTouchを使うなど、シチュエーションに応じて使い方を変えるのも良いでしょう。
スクリーンショットに手書きした図形をきれいに補正できる機能を活用しよう
スクリーンショットを頻繁に撮る人は、画像に図形や線などが書き込めるマークアップ機能を活用している人もいるのではないでしょうか。
しかしマークアップ機能は手書きの特質上、綺麗に図形や線が書けなかったり、文字が何と書いてあるか分からなかったりする場合もあります。
そのような時には、iPhoneに付いている手書きの補正機能を使いましょう。
補正機能を使用する手順は、いつも通りに手書きで図形や線を書いた後、その指を2秒間画面上から離さずに待つだけです。
手書きの補正機能は、以下のような図形や線に対応しています。
- 四角
- 円や楕円
- 星やハートなどの一筆書きができる図形
- 直線
急いで書いた手書きの図形や線も、たった2秒指を動かさずにいるだけで綺麗に補正される簡単な操作であるため、ぜひ試してください。
iPhoneでSiriを使うと声だけでスクリーンショットを撮れる

iPhoneですばやく簡単にスクリーンショットを撮る2つの裏技に加えて、手を使わずに撮影する方法もあります。
それはSiriに声で指示を出す方法で、手順は以下のとおりです。
- iPhoneに向かって「Hey Siri」と呼びかけてSiriを呼び出す
- 「スクリーンショットを撮って」と続けて伝える
たったの2ステップで、開いている画面のスクリーンショットを撮影してくれます。
Siriを活用すると、iPhoneの裏側をたたいたりボタンを押したりする操作も必要なく、声だけでスクリーンショットをハンズフリーで撮影できます。
Siriをスクリーンショットで使用するには、初期設定が必要です。
Siriを有効にする設定の手順は、以下を参考にしてください。
- iPhoneの設定を開く
- 「Siri」を選択
- 「Siriに話しかける」を選択
- 「Hey Siri」を選択
Siriを活用する方法を覚えておくと、何かの作業中に手が汚れていてiPhoneが操作できない場合に便利です。
さらに、万が一ボタン操作がうまくいかない場面で撮影する際にも役立つでしょう。
iPhoneの便利機能を使ってより快適にスクリーンショットを撮ろう
ここまではスクリーンショットをiPhoneですばやく簡単に撮る裏技として、背面タップとAssistiveTouchのほか、Siriを活用する方法についても詳しく紹介してきました。
今までずっと定番であるボタンの同時押しをしてスクリーンショットを撮っていた人にとっては、複数の撮影方法ができる事実に驚いたのではないでしょうか。
背面タップ機能やAssistiveTouchは、「スクリーンショットを簡単にすばやく撮りたい」という希望を叶えてくれる便利な機能です。
もともとiPhoneにある簡単な設定をおこなうだけで、今まで以上にストレスなく、快適にスクリーンショットが撮れるようになります。
紹介した裏技の中で気になる機能はさっそく設定して、よりすばやく手軽にスクリーンショットを撮れる快適さをぜひ実感してください。