近年、iPhoneカメラを使って高画質な写真や動画の撮影ができるようになり、iPhoneのデータ容量が足りなくて困っている人もいるでしょう。

そのようなときは、写真や動画をクラウド上に保存できるバックアップアプリを使うと便利です。

iPhoneの容量を空けられるだけでなく、iPhone内の写真データが消えてしまったなど不測の事態にも役立ちます。

今回は、無料で使える便利なバックアップアプリを厳選して6つ紹介します。

この記事で分かること

  • 無料で使えるiPhoneのバックアップアプリを6つ紹介
  • 6つの無料バックアップアプリを比較
  • バックアップアプリを選ぶときのポイント

iPhoneの空き容量が少なくて困っている人や、無料で使えるiPhoneのバックアップアプリを探している人は、ぜひ参考にしてください。

無料で使えるiPhoneのバックアップアプリを厳選して6つ紹介

それぞれの特徴や容量

バックアップアプリは、iPhoneなどのスマートフォンに保存されているデータをクラウド上などに保存できるアプリを指します。

以下では、おすすめしたい6つの無料バックアップアプリの特徴や容量などを、表でまとめています。

特徴容量と価格バックアップの削除対象期間
iCloud(アイクラウド)・写真や動画のほか、メールやファイルなどのバックアップも可能
・iPhoneなどのApple利用者に特化したアプリのためバックアップや復元をなめらかにおこなえる
<無料アカウント>
5GB
<有料プラン>
50GB:月額150円
200GB:月額450円
180日間iCloudにバックアップがない場合に削除対象となる可能性あり
Googleドライブ(グーグルドライブ)・写真や動画のほか、連絡先やカレンダーなどもバックアップ可能
・オフラインでもアクセス可能
<無料アカウント>
15GB
<有料プラン>
100GB:月額250円
200GB:月額380円
2TB:月額1,300円
2年間アカウントにログインがないと削除対象となる可能性あり
Dropbox(ドロップボックス)・写真や動画のほか、ドキュメントやファイルのバックアップも可能
・誤って削除したファイルやフォルダは30日間以内であれば復元可能
<無料アカウント>
2GB
<有料プラン>
2TB:月額1,500円
3TB:月額2,400円
12ヶ月間アカウントにログインがないと削除対象となる可能性あり
Yahoo!かんたんバックアップ・写真や動画のほか連絡先のバックアップも可能
・バックアップも復元もボタン一つで簡単操作
<無料アカウント>
5GB
<有料プラン>
2TB:月額450円
<LYPプレミアム会員>
無制限:月額508円
365日経過してもアクセスがないと削除対象となる可能性あり
MEGA(メガ)・写真や動画のほかドキュメントやファイルのバックアップも可能
・エンドツーエンド暗号化を採用した高いセキュリティ体制
<無料アカウント>
10GB
<Proプラン>
2TB:月額1,563円
8TB:月額3,128円
16TB:月額4,693円
※現地通貨における見積価格
3ヶ月間アカウントにログインがないと削除対象となる可能性あり
Amazon Photos(アマゾンフォト)・プライム会員は写真を無制限で保存可能
・写真や動画を自動で保存できる自動保存機能あり
<無料アカウント>
5GB
<有料プラン>
100GB:月額250円
1TB:月額1,300円
<プライム会員>
容量無制限:月額600円
2年間アクセスがないと削除対象となる可能性あり

 iCloud(アイクラウド)はiPhone利用者に使いやすく保存や復元も簡単にできる

iCloudはAppleが提供する、iPhoneやiPadを使ってボタン一つでバックアップできるアプリです。

Apple製品に特化したツールとなるため、バックアップも復元もなめらかで、iPhone利用者にとって利便性に優れています。

そして、iCloudはパソコンを使わず、iPhoneから自動バックアップの設定が可能です。

写真のほか、iPhoneに入っているさまざまなデータが保存できる仕様のため、バックアップを取るのが初めての人に多く選ばれています。

iCloudでバックアップできる主なデータは、以下のとおりです。

  • 写真や動画
  • iPhone内のアプリデータ
  • SMSなどのテキストメッセージ
  • iPhoneの設定やホーム画面のレイアウト

iCloudの無料でバックアップが可能な容量は5GBですが、容量が足りない場合は、50GBを月額150円から追加できます。

ただし、iCloudのバックアップが180日以上実施されていない場合は、バックアップデータが削除される可能性もあります。

大切なデータを失わないよう、削除の対象となる期間内に定期的なバックアップをおこないましょう。

ダウンロードリンクhttps://apps.microsoft.com/detail/9pktq5699m62?launch=true&mode=full&hl=ja-jp&gl=jp&ocid=bingwebsearch

Googleドライブ(グーグルドライブ)は容量が大きくPDFや文章ファイルも保存できる

GoogleドライブはGoogleが提供するバックアップアプリで、Googleアカウントを持っていれば無料で使用できます。

無料アカウントでは、1ユーザーあたり15GBまでバックアップできるため、容量が大きいのがGoogleドライブの利点です。

さらにGoogleドライブは、写真や動画のほかにPDFや作成した文章などのファイルも保存できます。

もし保存容量が足りない場合は、有料アカウントであるGoogleoneに変更して100GBから2TBまで容量を追加できます。

Googleドライブの有料版は、他のバックアップアプリと比べて比較的安価なため、できるだけ費用を抑えて多くのデータをバックアップしたい人におすすめです。

ただし、2年間Googleのログインや使用がない場合にはアカウント削除の可能性もあるため、少なくとも2年に1回はGoogleにログインしましょう。

ダウンロードリンクhttps://apps.apple.com/jp/app/google-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96-%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/id507874739

Dropbox(ドロップボックス)は仕事から私的利用まで幅広い用途で使える

Dropboxは、2009年のiPhone向けバックアップアプリ発表以来、6億人以上の利用者と高い知名度を誇るバックアップアプリです。

無料プランでバックアップできる容量は2GBのため、他のアプリと比べて多くありません。

しかし、DropboxはパソコンやiPhoneなど複数の機器で共有して、バックアップしたファイルをどこからでもアクセスできるという利点があります。

容量が足りない場合には、バックアップに必要なファイルだけ残し、あとは手動で戻すという使い方も可能です。

さらに、Dropboxでは誤ってファイルを削除してしまった場合でも、30日間Dropbox上でデータを保存する仕組みがあります。

その仕組みを利用すると、削除したくないファイルのデータ紛失を防ぐのに有効です。

ただし、Dropboxは12ヶ月間ログインがないとアカウントが休止の状態とみなされて、データが削除される可能性もあります。

一定期間の利用がないと注意喚起のメールが送付されるため、ログイン回数が少ない場合はメールを見逃さないようにしてください。

ダウンロードリンクhttps://apps.apple.com/jp/app/dropbox-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96/id327630330

Yahoo!かんたんバックアップは操作しやすく誰でも簡単にバックアップできる

Yahoo!かんたんバックアップは、ヤフー株式会社が提供する写真や動画、連絡先を簡単に保存できるバックアップアプリです。

Yahoo!JAPANのIDを持っていると、アプリをダウンロードしてすぐにデータのバックアップを開始できます。

そして、バックアップと復元はボタン一つで完結できるため、iPhoneの機種を変更したあとも煩わしい作業が不要です。

バックアップ容量が無制限になる対象は、以下のとおりです。

  • ソフトバンクのスマートフォン利用者
  • ワイモバイルのスマートフォン利用者(一部対象プランのみ)
  • paypayゴールドカード会員

直観的に使える優れた操作性は、対象のiPhoneを利用している人はもちろん、初めてバックアップする人も便利に使えます。

ただし、最終アクセス日から365日経過しても利用がない場合は、アカウント削除の可能性もあります。

万が一に備えて、少なくとも365日に1回はアプリにアクセスしましょう。

ダウンロードリンクhttps://apps.apple.com/jp/app/yahoo-japan/id299147843

MEGA(メガ)はデータの暗号化を採用した高いセキュリティを備えている

MEGAはニュージーランドのMegaLimitedが提供する、最大16TBものデータを保存できる大容量バックアップアプリです。

写真や動画のほか、ドキュメントやファイルまでバックアップできるうえ、無料プランでは10GBまで保存が可能です。

MEGAには、2TBから16TBまで保存できる大容量のプランがあります。

将来的にデータが10GB以上に増える場合は、MEGAを選んでおくと良いでしょう。

さらに、MEGAは業界トップクラスのセキュリティ体制ともいわれている、エンドツーエンド暗号化と呼ばれている技術を採用しています。

ただし、無料アカウントで3ヶ月間MEGAへのアクセスがない場合は、アカウントを削除されてしまう可能性があります。

そのため、MEGAのアプリを利用する際は、最低でも3ヶ月に一度はログインするようにしてください。

ダウンロードリンクhttps://apps.apple.com/jp/app/mega/id706857885

Amazon Photos(アマゾンフォト)はプライム会員になると多くの特典が使える

Amazonが提供するAmazon Photosは、写真と動画を保存できるバックアップアプリです。

無料会員においてはバックアップが可能な容量は5GBまでですが、月額600円のプライム会員は写真を無制限に保存できます。

他にも以下のような、Amazon Photosをより便利に使えるプライム会員ならではの特典があります。

  • 写真を無制限に保存できる
  • 動画は5GBまで保存できる
  • 最大5人まで写真容量無制限のファミリーフォルダを利用できる
  • スライドショーを自動で作成できる
  • 人物などによって絞り込み検索できる

さらにプライム会員は、お急ぎ便の使い放題や映画の見放題など、Amazon Photos以外のサービスにおいても特典が豊富です。

Amazon Photosは簡単な操作性が特徴で、初めて使う人でも写真のアップロードやダウンロードを直感的におこなえます。

そして、自動でバックアップできる機能も付いていて便利なため、非会員の人でも使う価値はあります。

ただし、Amazon Photosに2年間アクセスがない場合は、データ削除の対象となる可能性があります。

大切なデータが消えないように、定期的なバックアップを忘れずにおこないましょう。

ダウンロードリンクhttps://apps.apple.com/jp/app/amazon-photos/id621574163

iPhoneのバックアップアプリを選ぶ際に確認しておきたいポイント

確認しておきたい3つのポイント

紹介した6つのバックアップアプリは無料で利用できるのは共通していますが、それぞれ特徴や容量など異なります。

自分に最適なアプリを選ぶためには、以下3点について事前の確認が大切です。

  • バックアップできる対象データ
  • 無料でバックアップできる容量と有料プランの価格
  • バックアップデータが削除される可能性のある期間

主に写真や動画をバックアップしたいのか、連絡先や文章ファイルも保存したいのかなどで適したアプリは異なります。

以下では、バックアップアプリを選ぶ際に確認したいポイントを詳しく説明します。

バックアップしたいデータの種類に対応しているアプリかを確認する

最初に、自分の保存したいデータがバックアップできるアプリかどうかを確認しておくのが大切です。

アプリによって写真や動画のみを保存できるもの、連絡先やメールまで可能など、それぞれバックアップの対象となるデータが異なります。

複数のバックアップアプリを目的に合わせ、使い分けるのも便利です。

例えば、ひとつは写真のみ保存し、もうひとつは連絡先とメールだけバックアップするという使い方もできます。

無料のバックアップアプリを上手に活用して、データの紛失に備えてください。

無料でバックアップできる容量と有料プランの価格も確認しておく

次に確認しておきたいのは、無料でバックアップできる容量と有料プランに切り替えた際の価格です。

そのため、どれくらいのデータを保存するかをあらかじめ把握しておき、容量に合ったアプリを選ぶのが重要です。

そして、無料でバックアップできる容量だけでなく、有料プランに切り替えた際の料金も比較しておきましょう。

有料プランに切り替えた際の料金は、月額数百円で容量が増やせるアプリや、月額1,000円以上で容量が豊富なものなどさまざまです。

将来のデータ量が現在よりも増える可能性がある人は、有料プランも比較しておくと、あとから別のアプリを検討する手間が省けます。

バックアップデータの保存期間や削除される可能性がある期間を確認しておく

保存期間や削除の可能性

最後に確認しておきたい点は、バックアップデータの保存期間や削除される可能性のある条件です。

バックアップアプリの中には保存期間が決められているものや、定期的なログインを条件に挙げているものもあります。

バックアップデータへのログインが求められる期間は、3ヶ月に1回や2年に1回などアプリによってさまざまです。

自分のバックアップが可能な頻度を想定したうえで選ぶと、ストレスを感じずにアプリの運用ができます。

バックアップアプリを選ぶ際は、大切なデータが削除されてしまわないように、事前にログインが必要な期間の確認を忘れずにおこないましょう。

無料バックアップアプリを活用して大切なiPhoneの写真データを守ろう

この記事では、iPhoneの写真を無料でバックアップできるおすすめアプリを6つ紹介しました。

今回厳選した6種類は、無料で利用できて操作性にもすぐれたアプリばかりです。

さらに、万が一バックアップしたいデータが増えた場合にも役立つよう、有料版も比較的手頃な価格のアプリを選定しています。

紹介したバックアップアプリの活用によって、iPhoneの容量を気にせず、万が一のiPhone紛失にも備えられるでしょう。

ぜひ自分に最適なアプリを選んで、大切な写真や動画を守りながらiPhoneをより快適に使ってください。